グアナファト州で作られる陶芸品は、スペインのマジョリカ焼きの影響を強く受け、
プエブラ州のタラベラ焼きと同じルーツになります。

中でも郊外にある工房で作られるセルビン焼きと呼ばれる陶器類は、
工芸品として評価が高く、トナラの陶磁器のスタイルを合わせ、
独特の模様と質感を作り出しています。

ズレがほとんどない模様の絵付けと、立体的な焼き方はシンプルながら
上品で高級感があり、人気があるのも頷けます。

クラシカルな模様は日本の食卓、食器との相性も良さそうです。

実用品としてもグリップの絶妙なサイズなど
考えられています。

なにかお祝いの贈り物やインテリアのオブジェ的な使い方もよいかもしれませんね。