Jarapaは、ジャラパではなくハラパと言います。
スペインのムルシア地方で作られているものです。

元々は着られなくなった服などのボロ布を無駄にせず
布を裂いて敷き物へ作り直していたのが使っていたのが始まりと言われています。


布が貴重だった時代の物を大切にする思いを
今に伝えているのです。
現在は服などのファブリック製品を作る際に出るハギレを
素材として再利用し、繊維状にしたものを横糸の替わりに織り込み
ハラパ独特の高級感のある質感に仕上げられています。

その為、同じ色の製品がなく
世界にたった一枚の存在となります。

地中海に面したムルシア地方は、農産物の生産（生鮮・保存食）
大理石・家具のほか、この地方に輸出されている特産品に
カーペットがあり、その中でもハラパは古来より作り続けられています。


ハラパは、スペイン南東部に位置するロルカ市で生まれました。
原料は綿を中心とするリサイクル繊維、つまり繊維業の生産過程で
生まれる切れ端を利用し、ハンドメイドで作られています。
製造方法は、12世紀にアラブ人から織り機とともにもたらされ
以来今日まで、ほとんど変わることなく伝統として受け継がれてきました。


ムルシア地方はスペインの南東、地中海アーチと呼ばれる所に属し
年間315日が晴れとなる温暖で快適な気候に恵まれ
情熱の国とも謳われています。
ハラパを織る現地職人の独特な色使いは、発色がよく
見ていても飽きのこない色の組み合わせは
お部屋の表情を豊かにしてくれます。